政府は15日、2024年度診療報酬の改定について、医師や看護師、理学療法士等の診療報酬となる「本体」部分の改定率をプラス0.88%とする方向で最終調整に入った。武見厚労相、鈴木財務相が首相官邸で会談した。
2024年度の診療報酬改定について、医療従事者の賃上げが俎上に載る一方、医療費の抑制も課題に挙げられており、人件費などの「本体」部分の取り扱いについて動向が注視されてきた。
今後、今月下旬の来年度予算案の編成までに大臣折衝を踏まえて最終決定が図られる見通し。
参考:診療報酬改定 人件費など「本体」0.88%引き上げで調整 政府(NHK)
厚生労働省より公開された資料に合わせて、PT-OT-ST.NETの診療報酬改定特設サイトも情報掲載を進めています。制度改定に向けた準備にご活用ください。