4月21日、セラピストを対象としたオンライン座談会『頸髄損傷の作業療法士と考える「退院後のリアル」』を開催します。
脊髄損傷のリハビリテーションは、ADL(日常生活動作)の向上がゴールではなく、その先の「どう生きるか(QOL/職業/社会参加)」を見据えることが大切です。脊髄損傷は高齢者だけでなく、交通事故やスポーツなどが原因となり損傷するケースもあります。
しかし、自立した生活に向けた維持期のリハビリテーションは、回復期病棟から専門病院に転院して行うため、退院後の日常生活や就労の状況が見えづらいのではないでしょうか。
本座談会では、作業療法学生が脊髄損傷の当事者となった後、パラアスリートを経て企業で働く作業療法士の大向優貴さんをゲストにお招きします。
当事者であり作業療法士である大向さんの視点から、生活の工夫や企業就職に関すること、リハビリテーション専門職に知ってほしい支援などについてお話いただきます。
当たり前のことをしていても当事者ということで「すごいね」と言われる違和感。
大向さんが当事者として、また支援者として「障がい」とどう向き合っているのか伺っていきます。
大向さん取材動画(大阪市港区社会福祉協議会)
ゲスト:大向 優貴さん
大向さんは、まさに作業療法士を目指して養成校に通う学生時代に、プールの飛び込みに失敗し頸髄損傷(四肢麻痺)を受傷しました。
その後、専門病院で2年間ほどのリハビリテーションを経たあと、復学し作業療法士国家資格を取得されました。
車椅子生活になってからも泳ぐことが好きだった大向さんはパラスポーツの道を歩み始め、企業で働きながら日本身体障害者水泳連盟の育成強化選手として活動されました。
引退後は、勤めていた企業の障がい者雇用にて週5日のフルタイム(在宅+出社のハイブリッド)で働いています。
パラアスリートの顔を持ちながら、現在は専門学校での講師や、大阪で「ソーシャルバーテンダー」として月に数回BARのスタッフとしても働いています。
脊髄損傷により大きく変わった生活も柔軟に受け入れながら、生きる・働く・楽しむを体現しています。
■ 座談会 概要
日時:2026年4月21日(火)20:00〜21:00
※場合によって21:30まで延長する可能性がございます。
形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料
定員:50名程度
申込方法:
https://forms.gle/W7YwTJNXbvSvGaRD7 (申込〆切:4月20日 18:00)
※お申し込み後、Zoomの参加リンクをメールでお送りします。
※動画のアーカイブ配信はございません。
【タイムスケジュール】
20:00〜20:20: オープニング・大向さん自己紹介(受傷から現在に至る経緯)
20:20〜20:35: Q&Aセッション(生活の工夫・自助具・企業就労の実際)
20:35〜: 参加者との座談会(挙手制での質問募集・交流)
引用・参考
■ 福祉教育動画『夢をつかめ』(大阪市港区社会福祉協議会 YouTube)