2017.07.04

達成感から生きがいに！リハビリ旅行で温泉へ

　東京都板橋区のリハビリ推進センターは、リハビリに意欲と達成感を与えることを目的に、8年前よりリハビリ旅行を伊豆の稲取温泉と長野の昼神温泉を2大リハビリ旅行温泉郷として実施している。旅行の同行料金は同社規定のリハビリ旅行プログラムの介護状況によって算出される。

　今年は地元の自然を生かしクイズラリー形式での散策や、足こぎ車椅子を活用しての周遊が旅行内容として企画された。リハビリ旅行では、各種公共機関を利用してリハビリ専門スタッフ(リハビリ旅行療法士/看護師/医師)と共にバリアを排除するのではなく、バリアをリハビリの用具として活躍する事で参加者の秘めた可能性にチャレンジをする。同センターは「第１目標はご利用者様を『行ける場所』ではなく『行きたい場所』へ導くことが役割。そして、最終目標は『生きたい』と思える場所創り(地域創生活動)。」としている。

　また、同社は心身機能の維持・向上や動機づけ(自発的な行動)につながるリハビリ旅行を提供するため、高度なスキルを兼ね備えた「リハビリ旅行療法士/看護師®」の育成を、連携団体・専門職種と協力・共有しながら取り組んでいる。

関連資料：リハビリ旅行事業（リハビリ推進センターHP）

【募集】リハビリ推進センターは「訪問看護ステーション事業」「リハビリ旅行事業」を行っています。

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