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閲覧数:17666 2020年12月04日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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2:流し更新日:2025年08月26日 20時14分
概ね、前のコメントの方の内容が正しいというのが共通認識かなと私は思います。
神戸大で育ててもらって京大で就職し、筑波に移動した山田先生は、例えばステージⅣの検査1個でもできれば、ステージⅣと判断すると記載しています。ネットで有名なSTROKE LABも同様の見解です。
ここで、重要なのは楽してコメントを当てにせず、また鵜のみにせずに、自ら原著(Brunnstrom S. Motor testing produres in hemiplegia. Based on sequential recovery stages. Phys Ther 1996;46:357-375)を読んで確認してみることです(だから英語の語学は必要です)。自分で読んで解釈してみたら?ってことですね。
Brunnstrom 自身は判定は総合的に行うことを推奨しており、臨床では「その1回の成功が常に安定して再現されるか」「synergy や痙性の全体像」が揃っているかを確認してからステージ判定を行うのが妥当ですと述べています。
つまり、たままた1回できた、1個のテスト項目をクリアーできたことだけで決めるのでなく、再現性、痙性の程度を触診や観察なども踏まえて総合的に評価して、分離の評価を行い、これらから総合的な判定するということです。
1個とか2個で言ったら1個ですが、機械的にできるならビデオで撮って、AIに判別させたら?ってなってしまいます。
1:212更新日:2020年12月04日 14時38分
私が学生時代(約15年前)には既に1つ出来ればⅣまたはⅤという判定でした。
原著では、全て出来てⅣ(Ⅴ)であるとか、一つでも出来ればⅣ(Ⅴ)という具体的な記載はなかったと記憶しています。
下肢の判定の中で、これが出来ればⅣ、立って出来ればⅤとなる。という1つ出来ればⅣないしⅤと判定するとも読める部分はありますが、明記はされていません。Brsは回復の段階に合わせて治療内容の変更が重要であるという考えが根本にあり、ステージ分けだけが目的ではありません。論文の中でも、各テストの実施状況を詳細に記録する事が重要である事や個人差がありⅣやⅤが混在するケースもあると記載されています。
当院では1つクリア出来ればⅣないしⅤとするが、他のテストも実施させて状態を細かく評価するようにしています。まぁ使われているのは日本のリハ職だけとも言われるBRS、現在となっては意味があるのかどうか微妙なところですがw
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