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掲示板テーマ:制度・介護報酬(平成30年以降)
閲覧数:1032 2024年12月05日 [更新] 修正 削除 不適切申告
権限がありません
修正履歴
2:チャピ子更新日:2024年12月05日 23時01分
白本(診療報酬点数表改正点の解説)上では、
該当の職種が
6分間で歩行できた距離と酸素飽和度(+脈拍)を
カルテに記載し、医師が診断(確認)したもの
と解釈できます。
ザックリと言ったら、「6分間に歩いた距離とSpO2がどれくらい下がったか?」が記載されていれば最低限通ってしまうのが現状です。
必ずしも「6分間歩行試験」に則ってはいないのが現状かと思われます。
医師でも廊下で他患が歩いている横で周囲の人たちのペースに合わせた歩行で「6分間歩行もどき」をやっている方々も居るのが現状ですよ…
6分間歩行の方法としては、可能な限り「呼吸リハビリテーションマニュアル」に則った内容が望ましいとは思います。
私個人としては、トレットミルでは何らかの定量負荷(抵抗)がかけられてしまっている段階で「運動負荷試験」に近しいものと解釈してしまいます。
ちなみに場所の問題でなく、研究的な視点からの短距離での考察は、PT学会などで「単一施設レベルでの健常人モデル例」は散見されます。あくまで「健常人のみ」ということをご考慮いただいた上でご参考に。
または有料登録制になってしまいますが、『D211-4 シャトルウォーキングテスト』も考えられてもよろしいかと。シャトルウォーキングテストであれば10m(+α)の歩行路と、CD音源を再生できるプレイヤーがあれば実施できます。施設単位か個人単位で登録すれば学会発表でも使用できます。こちらもご参考に。
当院では、6分間歩行試験の依頼があった際には使用していない病棟の廊下(すぐ隣に使用している病床があり必ず人手がある場所)で30mラインに目印を置いて実施しています。
1:PTPTPT更新日:2024年12月04日 22時19分
個人的にはトレッドミルを利用するのもいいと思いますが、いくつか懸念があります。
①スピード調整はどうするのか?
試験自体は自由歩行になるため被検者の歩行速度に応じて、検者が適宜スピード調整できるかが課題と思います。被検者の年齢や体力に寄りますが、検者がスピード調整が上手く出来ないと6分間歩行試験のコンセプトである「出来るだけ長い距離を歩くこと」が達成できなくなる恐れがあります。
②平坦な環境を確保できるのか?
本来は平坦な場所での歩行になるため、トレッドミル自体に傾斜がないことが必要です。
③休憩はどうするのか?
試験中は何回でも休憩して構わないことになっていますが、その度に検者による機器操作が必要と思います。また、休憩後に再度、歩き始める際の機器操作を含めるとタイムラグが生じて、①と同様に6分間歩行試験のコンセプトである「出来るだけ長い距離を歩くこと」が達成できなくなる恐れがあります。
④歩行補助具はどうするのか?
試験中は歩行補助具を使用できますが、トレッドミルの大きさによっては使用し辛い場合があります。また、本来フリー歩行や杖歩行している人がトレッドミルの手すりを使用するのも避ける必要があります。
当院の取り組みとして、入院患者の場合は病棟廊下またはリハビリ室を周回してもらい、外来患者の場合はリハビリ室を周回してもらっています。周回する場合は小回りと遠回りで距離が異なるため統一するように注意しています。もし、周回するにしても直線が短い場合はカーブするたびに歩行速度が落ちてしまう場合があり、結果として歩行距離が伸びなくなるため要検討だと思います。直線20mあれば妥協かなと思います。
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