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閲覧数:7943 2024年12月31日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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9:ソレックス更新日:2025年09月13日 11時11分
経営者側からの視点では保険点数が上がらない限り、登録理学療法士の給与を上げる意味がありません。場所によって待遇が良くなっているって回答している方もいますが、他の要素で待遇が良くなってるとしか思えませんが。この制度を導入した理学療法士協会は質の向上というのは詭弁で、ただ単に会員から研修費を搾り取ろうとしているといった騙され感を感じます。現に登録理学療法士になって100%確実なスキルアップが認められているんでしょうか。登録理学療法士とただの理学療法士のリハビリ実施後のはっきりした有意差が証明されない限り、国の政策を動かすことは困難だと思います。
8:emilio更新日:2024年12月20日 12時35分
結論から言ってしまえば個人的には「療法士としての臨床業務だけをやる時代は終わりつつある」と考えています。残念ですが…
生産年齢人口はますます減少するのです。時代はマルチに働ける人材を求めることに、今後さらに拍車がかかると考えておくべきでしょう。
登録・認定・専門療法士の費用対効果が薄いと感じるのは致し方ないかと思います。現実問題、そこを評価されて給与が上がる…という制度が導入されている企業・団体は少なくとも現時点では少数派だと思いますしね。特に若年者の療法士の方々は尚更ではないでしょうか。
ただ、「療法士の質を上げる」という点で言えば、間違った方向性ではないとも思うので、非常に難しいところですよね。ある一点、ないし二点くらいに尖った能力を持ち、その点においてはマルチに能力を発揮できる、という人材が重宝されるようになると思うので、その足掛かり・根拠として協会は登録・認定・専門療法士を活用したいのだろうと推測しています。
ちなみに私個人としては、登録・認定療法士を持っています。資格を取得するにあたり当然勉強もしましたし、症例について纏める良い機会の一つにもなったので、取得したことがムダであったと思ったことは一度もありません。(お金かかりますけど…)
働き方については個人の考えがあるので、正直なんともいえないですが、私はひょんなことから病院の事務責任者の立場を経験することになり、今は専ら経営側にまわって働いています。臨床現場の業務はほぼ無くなってしまいましたが、「いざ」という時に療法士として動けるように…という法人の判断もあり、事務仕事にも関わらず療法士の資格手当も頂けている、という私にとっては有難い条件で働けています。(決して療法士業務が嫌いになったわけでも、療法士として働くこと自体が嫌になったわけでもありません。今でも臨床業務は好きですし、楽しい仕事だとも思っています)
療法士の給与面については、「夜勤がない」ということが介護士の皆さんとの給与面に差が出ている一番の要因だと思います。様々な経営層の方の話を聞いていても、日勤帯のみでの業務であれば、さすがに療法士の方が給与は高いですよ。あくまで「まだ」ですが。結局は国にとって「需要」「今後の必要性」が高い方が給与面での待遇は当然よくなる傾向になる、と考えておくべきだと思います。ひょっとしたら、いつか介護士と療法士の給与が日勤帯のみの仕事でも逆転する時代が来るかもしれません(単純に人口の絶対数が減った時、重要性と数の確保が必要となった時代では)。ただ、それがあったとしてもまだまだ先の話なのでは…?と睨んでいますが。
先の先まで見据えた時に、臨床業務のみを行う療法士として働き続けるのか、+α別の道を模索するのかは、当然個人個人が決めることではありますが、いずれにせよ持つべきものは「自分の武器、強み」ではないでしょうか。私の場合は「調整能力」「判断の早さ」「目標に向かうためにプライドを捨てて誰にでも意見を聞けること」が武器だと(自分では)思っています。(療法士としての現場業務が極端に減少したため、所謂臨床能力としての強みは省いて考えるようにしています)
療法士が「金の卵」と言われていた時代はとうに過ぎてしまいました。現場の療法士としての業務にこだわり、生涯現役を貫き続けるのか(給与面においては当然どこかで頭打ちになると思いますが)、自分の強みを活かして+αの業務を行えるようにするのか(一部臨床を捨て、他の業務・部門等で活躍の場を見出す)、一人一人の価値観で働き方を決めていかなければならない。療法士もそんな時代に突入したのだと思います。
7:Vino更新日:2024年12月17日 09時58分
僕自身は妻と共働きだったので、生活苦とは感じませんでしたが、PTの供給過多については確かに感じます。
九州の方では養成校の数に対して働き口が少なく、10数年程前から渋くなっていると聞きます。
そんな中、待遇が良くなるということは難しいと思います。
僕も医療介護の両分野を経験しましたが、認定を取得し維持する労力に対して、リターンも少なかったです。
そもそも病院すら簡単に潰れてしまう世の中ですから、1歯車でしかないPTの将来は…
僕は数回、転職活動をしましたが、評価が高くなる瞬間が2つありました。
1つは管理職の経験です。そもそも昇格すれば、給与も上がりますし、転職の際の給与交渉に使えます。
2つ目は何等かの立ち上げに携わった経験です。僕は回復期、地域包括、老健の訪リハの立ち上げ協力したことがあり、その後の転職活動はプラスに働いていたと思います。
今の職場に就いてから7年程になりますが、ここが終の棲家かなと思って日々過ごしています。
自分の話ばかりで申し訳ありませんでした。質問者様が満足して仕事ができるようになることを願っております。
6:spada更新日:2024年12月16日 15時45分
5 への返信
>>供給過多、就職減、収入減、政治力低下だと考えます。
供給に関しては職域を広げようと『スクールトレーナー』や『産業医学分野でのPTOTの働き方』を示した報告も上がってきているため、数年後には多少なりとも広がっていると予想します。しかし、一定以上の技術や資格が必要なためPT全体の職域という話にはなりにくいとは思います。
就職減・収入源に関して言えば、年間1万人のPTが世に出てくれば、自然淘汰的に働きたい場所での就職は難しくなり、希望を全て叶えるには病院が足りなくて・・・もっと言えば地域差がありすぎて都市部に集中している感が否めません。現に、私の暮らす地域ではどこも人員不足を訴えておりますが、同時にどこの病院・クリニックも経営が苦しく簡単にはPT増員の話にはならないのだと肌で感じるところです。結局はリハの単価どうこうよりも、医療費を下げる方向で時代が流れている中で自分たちの給与を守ろうと必死に足掻いているのだと思います。リハに限らず、Dr・Ns・介護分野全てにおいてです。
政治力は3名のPT国会議員が存在する今こそ、党の垣根を超えてPTのために働いてもらいたいとは思いますが、党の意向や医療費に対する方向性・得票数に比例した発言力など様々な要因で【政治力】がまだ足りないのだと思っています。
上手くまとまりませんが、せっかくの機会なので発言させてもらいました。お目汚しすみません。
5:PT7更新日:2024年12月16日 09時46分
4 への返信
ご返信ありがとうございます。介護保険施設を経営されてるとのことで。すごいですね!ケースごとで見れば先生のような成功された方も確かにおられることと存じます。かくなる私も大学院を出て修士だな認定だのといろいろ自己研鑽をつみました。その中で見えてきたのが理学療法士と言う母集団が抱える問題です。それが供給過多、就職減、収入減、政治力低下だと考えます。ケース????症例報告、母集団に対する問題解決????研究論文とお考え頂ければ。
ケース????木で見れば確かに成功事例はあります。しかし母集団????森で見れば上記の問題があり、それを母集団でどうするかと言う問題提起です。大学院の時によく教授から理学療法士の世界は宗教だなと笑われたことがあります。それは数字で根拠を示さないからです。
今後私としては、1.政治力の強化、2.独立できるような環境整備(訪問リハビリステーシャンなど理学療法士が開業できるもの)3.大学院教育の拡充など、課題があると思います。理学療法士は上記のようにケースで考えがちです。それが教育の問題点でもあります。今回は母集団と言うサンプルでの問題と捉えて頂ければ幸いです。
4:dayreha更新日:2024年12月16日 07時38分
私は11年目のPTなので、あくまで一意見として聞いて頂ければと思います。
なおくんさんの仰る通り、私自身も病院・施設勤務時代は理学療法士の将来性については不安がずっとありました。
・理学療法士の供給過多
・国家資格なのに何年経っても変わらない給料など
ただ今は自分自身で介護保険施設を開業して自分の認識の甘さなど考え方が変わりました。
・理学療法士の資格は持っている人は多く、できる人が多いこと
▶︎リハビリ等の質の差はあると思っています。ただ、そこに対して登録・認定者が実施する場合との差がまだ確立できていないので報酬等の加算はまだまだかかる。(現時点での改善を期待するにはなかなか難しい。)
・誰も自分の人生は保証してくれない
▶︎理学療法士の資格を取得したから一生安泰はもう幻想に近い。経営側等に回らない限り、自分の給与や処遇が変わることはほぼないと思います。(管理者等になれば多少は上がるかもしれませんが。)
理学療法士の資格を保有している人が全員冷遇されているわけではないことを知ることも大切だなと感じます。
現に私自身もたった3年で病院時代の年収を超え、休みも増えました。
大切なのはなおくんさん自身が今後どうしたいのかだと思います。
それに対して協会や国の動きを待つのではなく、自分がどこまで本気で未来を変えたいのかを考え実行することです。
僕自身は理学療法士としての仕事に誇りを持っていますし、大好きです。
拙い文章ですが、お許しください。
3:桃マン更新日:2024年12月15日 20時37分
登録 認定保持者です。
何なら色々資格もってます。
それですら転職活動には「ふ~ん」程度しか理解してもらえません。
求人を見ると、治験コーディネーター年収600万 医療メーカーの営業500万~
とか派手な年収の求人をたびたび見ます。
年齢が高くなってきている理学療法士が今後どこに向かうのか・・・
私自身も非常に興味があります。
ちなみにですが、自己研鑽して手技能力を高めても、
理解のない院長からは、もっと時間を短くして大量に回せるように考えろと意味不明な言葉すら投げられます。
まずは白本を勉強してから来いよ・・・といつも思ってます。
とりあえずまだ医療にいますが、
理学療法士の仕事に飽きたら一般企業でもいいかなぁ・・・と思います。
どうせ今後、人手不足になるので、
40代だろうが50代だろうが、
日本人かつ医療職で雇用してもらえる可能性は高くなりますし。
問題は私を含めた理学療法士が仕事に誇りを持っているので、
なかなか手放せないことなんですけどね。
2:回答者更新日:2024年12月15日 15時53分
> 理学療法士の国会議員の先生もいなくなり、政治力も乏しい昨今
→政治力は昔から乏しいと聞いていますが、国会議員の先生は今が3名位はいらっしゃいませんでしたっけ…(´;ω;`)?
> 登録理学療法士を作れば待遇があがると言う話も聞きました
→法人単位では上がってるところもあるかと。病院に限らず、訪看やデイサービスでも登録や認定/専門、修士/博士、その他資格取得で上がったりする例は見ます。"理学療法士の増加で働きたい場所での就業は不可能であり"とは仰りますが好きな分野の職場に転職するきっかけには使えますしね٩( 'ω' )و
> 生活苦で理学療法士を辞めたいと言う話もよく聞きます。私もその一人です。
→若手としては上の世代の方が適度に辞めていただくのについて、実は大変申し訳ないですが構わないと思ってます。そして理学療法士を辞めるの定義が現場業務の継続という意味なら、私自身もいつかは辞めるつもりです◎
1:ペテセラピスト更新日:2024年12月15日 15時17分
登録理学療法士について詳しいわけではありませんが、
認定看護師のように加算がつくなどにまで発展しなけば、地位は高まらない気がします。高まるには今登録理学療法士をとってもかわないかもしれないが、そういった人が増えてかつ啓蒙活動することで将来、加算がつくなどのメリットが生まれるのかもしれません。
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投稿タイトル:理学療法士の今後の展望について
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