理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
閲覧数:14734 2022年10月22日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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31:てかてか更新日:2022年10月22日 22時03分
> 私は理想の収入があるというより、やりがい搾取の理学療法業界が変わらないかなと思ってるだけです。
(私の理学療法士の収入の理想とは程遠い)や標題の付け方から収入の話は前提にあるのかと思ってました。私の読解力不足です。
全体のレスを見てると
a.個人
b.法人内や組織
c.協会など業界や国単位
のレイヤーのどの視座の話なのかは各自で結構異なる印象があります。
あとは欲しい収入とキャリアプランも個々人で全然変わるでしょうし、とりあえず愚痴を言いたいのか?それともハンドリングして自分の可能な範囲でよくしたいのか?の目的も違うので掲示板では難しいですよね、、、
30:ウォッカ更新日:2022年10月22日 14時36分
PTではないのですが、少しコメントさせて下さい。
PTもOTもただの資格ですよね。
しかも年間1万人程度が受かっている状況です。
その養成校はピンキリあり、一つの基準としての偏差値もさほど高くない。その資格だけでどれほどの給与を期待しているのでしょうか?
理学療法士の給与に期待するのではなく、自身の給与を増やすために色々な研鑽を積む方が良いと思います。
自分に付加価値を付ける。PT、OTは自分の価値の一部である。くらいに捉えた方が精神衛生上良いのではないでしょうか。
協会の話なども出ていますが、権力の塊であり、医療分野のトップである医師、絶対数の多い看護師が強大な権力を握っているこの分野で我々の協会が大きな権力を持つ事は難しいと思います。
トレーナーや開業、産業保健分野への進出、もしくは病院や施設で管理職として給与アップを目指すなど、資格名称に依存しない働き方が必要ではないですか?
29:たけのこ更新日:2022年10月22日 10時39分
介護保険施設では、経営者の指示により介護業務の一部をリハ職員が行うことを日常化させたことで評価が上がったり、役職がついたりする職員がいる。という話を聞いたことがあります。
いわゆる理学療法等の知識や能力が評価される・されないというレベル以前の問題で、人員不足部分を単純に補うことを余儀なくされており、この動きは、徐々に広がっていると感じています。
建前として、リハ職の視点の現場に生かすなどと言われたりします(どこかのスレにも同じような話があったような気がしますが…)が、本当にそれでいいのでしょうか?
リハ全般として言えることですが、介入が時間という軸で縛られている以上、その単価が下がっていけば給料は下がっていくのは当然ですし、時間でしか評価されていない現状では、介入効果の有無を評価する必要がありませんからね。(なので、自己研鑽の有無や経験年数の長短で収益は増えません)
そういう点からも、スレ主さんのおっしゃっているように今の若手は勉強しないほうが、コスパはいいと思います。
認定?専門?登録?理学療法士を輩出し、そこに付加価値をつけて単価を上げようと協会は躍起になっているようですが、その制度は頻繁に変わり、自己研鑽を頑張っていた協会員は(嫌気がさして?)独立の道を歩んでいるのもよく聞きます。
頑張っている人が離れていき、若手が勉強しなければ質が低下していくのは当然の流れですが、そもそも理学療法士等において質とは何でしょうか?
そろそろ、我々の介入をどのように評価してもらうのか真剣に検討するべきではないかと思います。(10年ぐらい遅いかもしれませんが…)
28:Will更新日:2022年10月21日 13時30分
色々私の個人的な意見を述べさせていただきましたが、
私の最初の質問の真意が皆さんのコメントから出てきたので、正直な事を言うと、とことん勉強なんかやめて余暇を楽しんだらいいじゃんと言う事です。金のならない木に水あげてもただの無駄で、それだったら違うこと考えたらいい。理学療法士の質が下がると危惧するならこのいびつな理学療法システムを作り上げた先人に文句言ったらいいという事ですね。
厳しい言い方しますが、こういった話しを先輩療法士にするとほぼ必ず使命感の話しで拒否されます。自分がやってきた事を否定することになるからでしょうか?若い人に言うとすんなり理解してくれます。
私は彼らに悪い影響を与えていますでしょうか?
使命感の話しで幻想を見せていくことが先輩療法士のやることでしょうか?
お金はいらないというような考えなら話は別ですが。
自営(理学療法士が開業という名の実質ただのマッサージ屋)をやったり、理学療法参考書に載ってることを話すだけのエビデンス(参考文献もろくに使えない)のない高いセミナー等々、こういった療法士が増えるのもみていて悲しいですね。どうやって能力を上げて臨床の中で他の療法士と差別化(=収入増)するかということができないのですから。
長いことどうやったら理学療法士の収入上がるのか考えてましたが、ほぼ無理だと思います。まじめに臨床に取り組んでいる療法士をいっぱい見てきました、そして彼らのほとんどが現状の評価に満足していない、そして能力のある人たちは臨床を離れていく現状。
であればとことん理学療法士の質落としていけばいいと。そして重い腰を上げてくれればいいんでしょうが、
政府が理学療法士の質なんて客観的に評価しているのかどうか、、、
私は海外で理学療法士をしています、今後日本で理学療法士をするつもりはありませんが、やはり一緒に切磋琢磨してきた友人たちが評価される日がくることを期待して、こういった意見を述べているだけです。
色々な意見いただけることにありがたく思います。
他にも違った意見(賛成、反対共に)があればコメントよろしくお願いします。
27:維持期PT更新日:2022年10月21日 13時12分
ちょっとだけ補足すると、眼のリハビリに関しては確かに面白いですが視能訓練士が特化して追及している専門領域ですね
視能訓練士はコメディカルスタッフの一つで視能訓練士国家試験に合格し、厚生労働省に備えてある「視能訓練士名簿」に登録された者である。理学療法士 、作業療法士 、言語聴覚士 と共にリハビリテーション職と称されるもののうちの一つです
26:もふ.更新日:2022年10月21日 11時18分
医師会の先生とも話す機会があり聴く限りでは、厳しい状況が続くが自民党政権である限り、医師会は太い繋がりがあるので最低10年は医師が関わる医療も介護系も比較的守られるようです。ですがあくまで、医療法人経営全体の話なので、例えばデイケアで言えば基本報酬を上げて。個別リハ加算減算を無くしました。施設にセラピストの存在意義はあっても価値は薄くなり、最終的に干される可能性も出てきています。
あと、今の日本は頭が良い人が優遇されるようにできていますので、全体の報酬は下げて、代わりに面倒で分かりにくい加算算定や税金控除をいくつも算定させて、全て対応できていればそこまで経営に影響でないようになっているので、常に国策などに経営者は目を見張る必要があります。
個人でも同じです。社会保険料や住民税あがってますが、様々な税金控除や支給である程度緩和はできてます。
①ふるさと納税 生命保険関係の控除。イデコ、マイナポイント等などまだ間に合うのでめんどくさいですがコツコツやりましょうね!
これらはお得でなく、多く取られてる税金を取り戻す作業として捉えた方が良いでしょう。
私個人の意見としましては、別スレでも言ってますが
今からPTが政治権力を持つことは不可能、協会も個人へのリターンは不可能です。会社も生涯個人を守る事は厳しいでしょう。(65歳まで働いて、65歳まで昇給すること)
出来る事は、個人で身を守るしかないんです。
私は理学療法とは違う分野を極めてその分野で理学療法を発揮させる事を強く勧めています。
例えば、WEB×理学療法 WEB関連をやる人は、腰痛、肩こり、眼精疲労、頭痛などがあります。
今私も勉強中ですが5年後くらいにWEB3の時代が来ますので、今以上に目を酷使するでしょうし、仮想空間で働く人も増えます。そうなると死活問題です。また、WEB関係の方々はお金も持ってますW
眼のリハビリに特化したリハビリとか追及したら面白そうだと思いませんか?
悲観ではなく、現実をしっかり把握し、今後来る未来を予測して、変化できるか。そこに好奇心が持てると嬉しいですね。
でも、中々動けない。これが今の現状でしょうね。
脱線話が多くて申し訳なありませんでした。
25:飾り更新日:2022年10月20日 18時38分
実際にはリハビリ職によるベネフィットは数多くあれども、医療保険(診療報酬)の疾患別リハビリテーション料で考えたら大抵が非採算部門で薄給になりますね。
少し前は経験を積んだら介護保険分野で訪問リハビリをやる人が多い時期があったように思えますが、最近は保険外リハビリに希望を見出す人がチラホラ見えているように思えます。
政治の方では、日本理学療法士協会の自民党公認政治団体である「日本理学療法士連盟」も公職選挙法違反を連発して協会長やら幹部やらがしょっ引かれてました。
診療報酬を決めている中医共の専門委員としてリハビリ職種から半田一登先生が就任されたりもしましたが大きな変化はなく、医療保険内で働くリハビリ職種の給与はしばらく変わらないように感じます。
24:PI更新日:2022年10月20日 09時55分
こういうレスが増える時代になるのはわかっていたので、やっぱり大きな痛手はこのタイミングでリハ業界が選挙で負けたことですよねー。せっかくリハ職の賃上げの話をしてくれていたタイミングだったのですが、介護職や看護職だけがグイグイ進む形となってしまいましたから。
やっぱり、会社として上げられる環境が無いと上がりにくのは当たり前ですよ。こんな話が増える悲しい業界になってきましたね。
だからといって、次回選挙にみんなが力を入れてくれるかというと、それもまたなかなか。。。
23:てかてか更新日:2022年10月20日 06時55分
"具体的な数字で決まってない"ところや別の計算がはまる職場に行って、定年まで動かない戦略に賭けるのがなんだかんだいいのでは?と思います。医院ではなく、会社でもなく、病院で。5912000円を超える位ならしっかり選べばありますしね。給料の変更ペース見ててもまぁいけるかと。(勿論、一般職員でこの金額程度ではやりがい搾取だ!という場合は病院では難しいです。)
職場選択次第で点数が落ちて極論は包括化されようが、政策医療の関係や職場の収益構造や税率考えるとあと何十年かはなんとかなるだろうと考えています。
22:Will更新日:2022年10月19日 15時30分
もふさん
わかりやすい数字の話と計算ありがとうございます。
一点補足情報追加すると、さらに点数の低い呼吸器、運動器リハビリで計算するとさらに全体的な数字がどこまで下がるかというところですね、
”そして、今後10年以上リハビリ単価が減らされるのは確定してますので、我々の給料は、さあどうなるでしょうか??”
私が10年前にPTになったときは、各セミナーで講師がよく、数年後に能力がないPTは淘汰される時代が来ると言っていたのを思い出します,,,,,
21:たいパパ更新日:2022年10月19日 15時23分
この問題は我々セラピスト業界だけじゃなくDrなんかも抱えてる問題なんですかね?
医療や介護など保険下での話なので、どれだけ技術があろうと病院や施設側が得られる保険収入に限度がある以上雇われる側の収入にも限度があり、組織の中での役割を求められる以上臨床以外の役割も求められると…。
己の技術で勝負するためには保険事業(あるいは組織)を離れて独立開業するのも方法でしょうが、そうなると結局マネジメント業務もこなす必要が出てくるというジレンマが…。
また日本はある意味大きな村社会なので、そういうはみ出し者はあまり暖かく受け入れてもらえない。だからDrなんかでも本当に腕のあるゴッドハンドやスーパードクターと言われるような人は、技術を買ってくれて腕一本で勝負出来る海外に出て行かれるんでしょうかね。(ちょっと違う?)
セラピストの処遇や地位の改善は必要だと思いますが、保険制度下である限りあまり無茶も言えませんしね。己の身を守るためにも結局スキルアップは必要ということかな?
20:もふ.更新日:2022年10月19日 14時34分
感情論で話してもしょうがないですので、具体的な数字で話します。
【数字が弱い人は結論だけお伝えします】
・病院管理職ではないPTの限界は5912000円
・PTの稼げる額が決まっている(単位上限と単価)ので普通これ以上は増やせません。
・よって琢磨しないと減らされる可能性はありますが、努力により収益アップは幻です。
【以下根拠の計算です】
20分=1単位=約2450円 週108単位×4週 一月医療PTの収益限界106万 年間医療PTの収益限界1270万
一般医療系の人件費60%未満(事務受付、管理職含む※今回の計算は含めない)
給料+賞与+社会保険料(給料の1.16%)+有休消化+退職金(今回は含めない)
これがまともな健全な会社が考える経理計算です。ろくに計算もできずに賞与アップして人件費がオーバーしている会社なら赤字又は何か必要なものを削って営業している事になるので、いずれ倒産危機になるでしょう。
1270万円もあくまでフル単位での計算なので、患者の休みや有休による欠勤(又は代理出勤による人件費増)や公休もあるので通常は90%掛け。1143万。
➡1143万=年間収益
➡6858000円=人件費60%
➡5912000円(年収)=社会保険料1.16込
➡➡賞与が年間4か月であれば12ヶ月+4か月で16ヶ月で割ると➡月給369,504円(これが最高経験年数で出せるMAX額)
30年働く3000円昇給➡9万 369504-90000➡279504円(初任の給与)
今回は含めてませんが、事務員、管理者の高給料分、退職金、交通費や福利厚生の1部も引かれますので、20万~22万ぐらいが初任給妥当かと思います。
更にこの計算は完全に運営がうまく行っていることが前提です。
そして、今後10年以上リハビリ単価が減らされるのは確定してますので、我々の給料は、さあどうなるでしょうか??
もちろん医院全体での収益カバーや相乗効果もありますので一概にとは言わないですが。
19:Will更新日:2022年10月19日 10時30分
17:
”投稿者様がどういった内容の自己研鑽(リハビリテーション技術・知識の向上?、管理業務能力の勉強?)を将来への投資と考えているのかは分かりかねますが“
料理人が美味しい料理をつくるように努力(時間と労力の投資)したり、
農家が田植え機を買い(お金の投資)をし、手作業で行うより効率をあげてお金を生み出しますが、私たちの収入と臨床能力の向上が比例しているとは到底思えません。一部の職場環境で例外あるのでしょうが、少数に過ぎないと思います。
管理業務関連の仕事は必要ですが、理学療法士の最も評価されるべき部分は
医療人としての能力、知識だと思ってます。
整形外科クリニックで以前働いていましたが、
土日トレーナー活動を行い、それによって患者数も多少貢献してきました。
学会発表等自己研鑽も努力を重ねてきましたが、昇給額を毎年見るたびに
違う仕事先もしくは新しいキャリアを考えなくてはと思ってきました。
投資、金融について学を深めていくにつれ自分が使うお金の行き先を考えるようになり、私が今まで費やしてきたお金時間は何だったんだろうと考えさせられるようになりました。
”元本割れ=徒労、時間の浪費、本テーマの場合のお金を失う可能性は充分に想定されるのではないでしょうか“
不労所得と労働所得は同じ土俵では比較できません。
元本割れによって期待していた運用ができなかったはありますが、投資を始めとした不労所得は費やす時間による影響など存在しません。
労働所得は時間に対する所得を得ています。なので同じ時間で高いクオリティで仕事を行なったか否かで収入が変化があるのであれば、そこを求めていくのがこの場合の自己投資だと思っています。
“私個人の考えとしましては、将来への「仕事」の自己研鑽という投資が必ずしもお金に結びつくのか否かは不確定なものだと考えております。”
先の例で挙げた農家や料理人の様に努力、自己投資したからといって
必ずそれが収入増加として結果は出ないように、色んなものが要素が関連してくると思います。ですが理学療法士業界はそれが顕著かなと思ったので(私の周りの友人等も含めて)、今回こういった内容の質問をしました。
またそれに”患者さんのため“という厄介な言葉もさらにこういった状況の足枷にもなっていると考えています。
”投稿者様はなぜ、「仕事である以上勉強を続けていくことが本来将来への投資で給与に反映されるべきである」という考えに至ったのか、是非その理由をお聞かせ願えないでしょうか?“
それは理学療法士という仕事が労働所得だからではないでしょうか?
時間を使って収入を得るという仕組みである以上、
能力が高い=収入増
これが成立しないのであれば、コンビニ店員と同様タスクをこなすだけの仕事でいい気がします。以前も書きましたが”理学療法士は医療者としてが研鑽を重ねる使命がある“はなしでお願いします。ここではお金の話しで自分がハッピーでないと相手はハッピーにできないという私の自論で話しています。
最後に質問ですが(少し意地悪な質問かもしれません)、
急性期病院であれば手術数を増やすために、入院期間を短くする努力、合併症を減らす等、理学療法士の能力が求められる場所があると思っていますが、
回復期、維持期、外来クリニックの分野ではどうでしょう?
私たちが努力して患者を早くリハビリゴール達成しようとしているベクトルと経営を考える病院とクリニックとのそれでは方向性が違うことも大いにあると思います。
例を挙げると
リハビリの目標を達成した患者にリハビリ続行の指示があり、患者は終わりたいし、理学療法士目線から見てもニーズは達成した、が医者がハムストリングが硬いからと、、、呆れました。
こんな開業医本当によくいます、、、
そういった環境では“向上心があり、自己研鑽に努め、理学療法知識や技術だけでなく、管理業務の知識や技能を身につけて当科に貢献した実績のある職員に高ランクをつけない理由がないからです”
こういった人材は(管理業務能力以外は除いて)評価されないと思います。
恐らく質問者様の環境では評価されるかもしれませんが、少数派ではないかなと思います。
もし質問者様の身近な理学療法士がこういったところで勤務し、私と同じ質問をしてきたらどう返事しますか?
18:Will更新日:2022年10月19日 09時34分
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そうですか、そんなに貰える所もあるんですね。
私は理想の収入があるというより、やりがい搾取の理学療法業界が変わらないかなと思ってるだけです。
ここのコメントが全てではないですが、やはり収入と能力が比例しないのは日本中、大多数の職場環境に当てはまってると思ってます。
17:リハビリ職員更新日:2022年10月14日 00時05分
11さまと同じく、私も地方の病院(急性期)の管理職をしています。
「昨今のリハビリ職の自己研鑽と賃金の関係性」をどのようにリハビリ職の方々が考えているのか、本コメントを大変興味深く拝見させていただいております。
当院も人事考課制度のもとに昇給額が設定されます。役職の付いていない職員の考課は科長と主任が行い、A-Dランクに分類され、昇給の幅は上限は1万円から2000円ほどとなっています。Cランクは可で、約3000円の昇給となっています。
細かく評価項目の点数をつけていくのですが、主な評価指標としては、リハビリ科全体の目標設定の貢献度や、科内案件を多く抱え、案件の目標達成をしている職員は高評価となり、逆にそうでない職員は低評価となってしまいます。よって人事考課制度に則った評価によりリハビリ職員間では勤続年数を重ねるごとに、多少なりとも賃金の差が生じる仕組みになっているのではないかと思います。当科の過去の人事考課実績をみるに、職員Aが2年連続で、Aランク評価を受ける場合もありましたので、その職員は2年間で約2万円の昇給となり、賞与(約4倍)と合わせれば、約32万円の増額が年収では反映されていました。
もちろん、そうではない、あまり評価の高くない職員Bもおり、2年連続C-Dランクの評価を受けたため、昇給・年収増額も職員Aと2年間で、急性期病院勤務のリハビリ職の年収においては、大きく差が生じたと考えられるかもしれません。
当院の場合、役職以外のリハビリ職員の人事考課者は、現場サイドの職員である科長・主任であるため、例えば10年勤務し、科長・主任から高いランクの評価を受ければ、病院勤務のリハビリ職の現状を考えると、それなりの昇給が望めるのではないでしょうか。
よって自己研鑽と昇給(人事考課)の関係についてなのですが、当科においては切っても切れない関係にあると考えられるのではないでしょうか。向上心があり、自己研鑽に努め、理学療法知識や技術だけでなく、管理業務の知識や技能を身につけて当科に貢献した実績のある職員に高ランクをつけない理由がないからです。
逆に当科において少数ですが在籍している職員で、自己研鑽を他職員よりも熱心に行い、自身の知識を深め、学会への論文を多く寄稿しているが、上記したリハビリ科の目標設定達成の貢献に一切携わることなく、日々の自身の目標単位数を達成することと自身の管理業務のみを行っている職員に対して、高いランクの評価をつけることはないと思います。なぜならリハビリ科という組織に対して、なにか具体的な貢献をなしていない以上、病院組織における人事考課制度で高ランクの評価をつける理由がないからです。「自己研鑽し、論文・学会報告を多く行い、当院当科の知名度を高めることで患者数の増加や優秀な人材の確保を行うことが可能となるため、自身のリハビリ科における貢献度はとても高いんだ!」と力説し、数字なりで根拠を示してくれれば話は別ですが・・
投稿者様がどういった内容の自己研鑽(リハビリテーション技術・知識の向上?、管理業務能力の勉強?)を将来への投資と考えているのかは分かりかねますが、私個人の考えとしましては、将来への「仕事」の自己研鑽という投資が必ずしもお金に結びつくのか否かは不確定なものだと考えております。先年より流行った投資信託への積み立て投資や米国株積み立て投資も、含み損を抱えて元本割れする可能性はなきにしもありませんし。「仕事」における自己研鑽を投資と考えるのであれば、元本割れ=徒労、時間の浪費、本テーマの場合のお金を失う可能性は充分に想定されるのではないでしょうか。
ちなみに、投稿者様に質問させていただきたいことがあります。
投稿者様はなぜ、「仕事である以上勉強を続けていくことが本来将来への投資で給与に反映されるべきである」という考えに至ったのか、是非その理由をお聞かせ願えないでしょうか?
16:てかてか更新日:2022年10月13日 22時50分
"私の理学療法士の収入の理想とは程遠い"
ちなみに30代/40代/50代+退職金で大体おいくら位質問者様は欲しいのでしょうか?
普通に勤務年数増えたら定年前なら700万後半位までなら普通に単位取ってれば貰える職場やハードワーク可能とか能力のある人限定で30代1,000万は療法士で雇われでも何とかなる範囲とは思うのですが、、、
15:Will更新日:2022年10月13日 17時17分
14:やはり労働量、時間を増やすしか無いんでしょうかね。
12:私も周りのPTに聞くと同じような回答が多いです。
11: 10年で3万ですか、、、、周りの違う業界の同世代とくらべるとどんどん差がついていきますね。
10: それもやはり労働量増加による収入増加ですもんね。
私の理学療法士の収入の理想とは程遠いことわかってきました、、
9: 私も将来の計算は多く見積もって3000円でしましたが
実際の昇給は1500円でした。本当に将来の絶望しかなく3ヶ月後に辞めるのを決意し次のアクションを考えました。
14:小豆更新日:2022年10月12日 16時49分
こんにちは。クリニック勤務のPTです。保険点数内の稼ぎである為、どうしても給与の上限があります。その為、入職時に院長へ経営も学びたい旨を伝え、現在は財務管理のポストを頂き、そちらでの手当てがついています(入職後3年目から現在のポストです)学会は所属しておりません。必要が無いとは思いませんが、自身で学べる環境を作る方が自分には合っていると感じ、またPTの収入の限界も理解したうえで、クリニックに必要な人材としての役割を担うほうへシフトしていった感じです。稀なケースかもしれませんが、事務長をしているPTの同期もやはり同じような考えで今に至っています。技術も重要な職種ですが、給与を上げたいという観点では結びつきが難しい職種でもある為、将来設計を考えた場合は多方向の展開が重要になってくるのではないかと考えます。あくまでも個人の意見ですので、ご参考までにどうぞ。
13:もふ.更新日:2022年10月12日 14時53分
7 への返信
私の地元にも整形クリニックがあり新人しか取らないところがあります。
似たような状況でしょうか
➡金銭面と扱いやすさとフレッシュさといったところでしょうかね~。職場の年齢の関係で後輩が年上だとやりにくいなども良く出る話ですよね。。
9 への返信
当施設は埼玉です。周り施設も聞くところ昇給2~3%くらいが多いですね。1%は初めて聞きました(笑)
12:たいパパ更新日:2022年10月08日 13時27分
社会福祉法人の特養で機能訓練指導員として勤務しています。以前は同法人内の老健にいました。
私のところでは他職種の方よりも資格手当(理学療法士としての)は多い目に付けていただいていますが、さらにそこからスキルアップをすればどうとか言う制度はありません。研修などもすべて自腹での参加になります。
病院勤務の知り合いなどは年間で予算を割り当てられたりしてスキルアップのための研修費も出してもらえているようですが、私のところでは以前に「受けたい研修があれば申請していただいたら。」とお声掛けいただいたので申請を出してみたところ、「うちの業務とは関係ないので。」と却下されました。(どんなものならOKだったのかは結局わかりません。誰も申請通ってないので…)
結局のところ介護系では理学療法士のスキルは特別なものを求められておらず、理解もされていないのかと。そのため理学療法士の資格は必要だがそのスキルが給与に反映されることはないものと考えられます。
11:旧時代更新日:2022年10月08日 12時03分
地方の病院勤務で管理職をしています。
うちでは等級制度と人事考課制度があります。
等級制度は基本的に勤務年数によって変わり、自己研鑽しなくても最長10年働けば基本給が3万上がります。
人事考課制度は自己研鑽によって等級が早く上がる職員もいますし、役職がつく者もいます。これが唯一の救いでしょうか。
ただし、給料は30年以上前から働いている先輩方が最も高いです。
役職がついたことでプレッシャーやストレスが増え退職していくのは役職者ばかり。
私も役職のない同期の気楽さがうらやましく思うことがあります。
10:てかてか更新日:2022年10月07日 20時10分
グループ系の勤務で住まいは関東です。
医療スキル系資格単体のみでは手当の+であり毎年の昇給は伸びないのですが、マネジメントで数字の成果や士業系やITや簿記などの資格取得からの出世や配置転換、臨床関連では外部講演や執筆の依頼や学会発表あたりで年間数十万ずつ位では伸びます。
とはいえ養成校の同期も含めて見てると都心配属と、地方在住で共働き&実家の援助込みでは後者の方が生活水準が高いイメージが……
9:やる気のない人更新日:2022年10月07日 17時22分
東証スタンダート(上場企業)が運営する有料で働いています。介護事業部は職種問わず昇給は年1%からとなっていますが、私が話を聞く限り1%昇給した人はいません。私を含め皆1000円程度です。もふさんの書き込みは初めて読みましたが年間3000円の昇給なんて私からしたら夢のような話です・・・。
質問内容にあった経験や資格が給与に反映されるかというのはうちの会社では基本的にNOだと思います。介護士さんなら喀痰吸引の資格があれば手当が出たりします。直接業務改善に結びつく資格はリハ職では難しいからだと思います。
質問に質問を重ねて恐縮ですが、もふさんやほかの方々は大体でいいのでどちらにお住まいでしょうか?私は長野県ですが、病院や介護施設で昇給がないところも多いので他県の様子が気になります。
8:さぶ更新日:2022年10月07日 10時23分
当院の場合は、5年ほど前より人事考課制度が導入されました。病院が求められる人材として行動することで、一定の給料の反映には繋がります。知識や技術の研鑽に積極性が無い方はそれなりの評価となります。また、リハ課以内の各種委員会の活動はしない、管理業務はしたくないと従業員としての働き方の選択肢はありますが、病院が提示するキャリアパスには該当しないので給料の増加幅は僅かです。
7:Will更新日:2022年10月06日 21時07分
もふさん
ありがとうございます
こう言った話しが聞きたかったんです。
30年勤めて9万ですか、、、、
自分も25歳の時に昇給を年3000円として計算して10年後に月収いくらになるんだろうと計算し絶望したことを覚えてます。
それがきっかけで色々な行動を起こし、現状は満足できる生活ができるようになったので今では良い経験です。
私の地元にも整形クリニックがあり新人しか取らないところがあります。
似たような状況でしょうか。
6:もふ更新日:2022年10月06日 16時24分
何回か意見を述べているので、私の意見はもう要らないかもしれませんが笑
私は理学療法士で管理職も行っているので昇給賞与も決めています。
正直、経験や技術や資格があって給料交渉されると面倒です笑
年1回3000円~4000円の昇給のみにしてます。
それでも30年勤めれば月給90000円 年間108万円の人件費増になります。プラス社保料も負担増。
それであれば、新人職員を雇い、5年程度で循環してくれる方が会社としては助かります。
これに加えて資格手当や技術手当なんて払う余裕ありません。(払ってあげたい気持ちはあります)
どこかの飲食会社とは違い、どんなにリハビリ技術があり評判が良くても、一日のリハビリ人数、ベット数、箱の大きさが決まってますし、フランチャイズ化するような業種ではないですもんね。
1会社のお話でした。
5:Will更新日:2022年10月06日 14時43分
マリオさん
色んな価値観があって良いと思います。
私も今までは使命感というか患者さんのためという先輩療法士の言葉で勉学に励んできましたが、やはり仕事である以上お金です。
私はお金にならないところに自己投資しても意味がないと思っています
これは私の考えで、これからも変わらないだろうし、ここでは間違っているかどうかを聞いているわけではありません。
私の質問は勉強し技術を磨くことと給料が相関しているかという点です。
4:マリオ更新日:2022年10月06日 10時58分
医療は日進月歩進化し続けています。また、社会保障の制度においても変化しております。
給料が上がらないから勉強しないではなく、医療行為(類似行為も含めて)に携わる立場として、常に知識や技術をアップデートする使命があると思っています。
今回のように新型コロナウイルスのように新しい感染症が発生した場合においても、新たな知識を身につけながら医療人として対応することが求められます。
そのことを前提に、その知識や技術をアップデートする方法は様々であり、学会に参加することだけが勉強だという考えはありません。仕事とプライベートの充実は、より良い理学療法を提供するためには必須であり、そのためにも処遇や働き方の環境は改善していかなければいけないところであり、職能団体としての皆で声を上げていくことが必要だと思います。
頑張っても報われないという閉塞感が根本的な問題かと思います。
3:Will更新日:2022年10月06日 09時22分
みなさんお返事ありがとうございます。
もちろんそういった技術面を考慮していただける会社があることは承知しています。
ただ私のように感じている人がどのくらいの割合なのかなと思って質問しました。病院、クリニックもビジネスですから、患者が通い続けるまたは入院期間を長くすることを良しとしている病院が多いことも事実です。これは僕らが少しでも早く良くしてあげようと勉強していることと逆ですよね。
経営のことなのでしかたないですが。
最近では医療のコンビニ化が進む日本で、毎日20単位、元気に稼げる理学療法士が好まれる傾向があるようでたまりません。勉強しようがしまいがPT1人が取れる単位、利益は変わりませんから。
細かいことお金のことを話すと、1-2万するような講習会、(これが資格系だとさらに高い)を継続的にPTのキャリアを通して行なっていくのと年間のおおよその昇給を考えるとやはり割に合わないんですよね。
お金かけなくても勉強はできますがそれはspadaさんの言うような会社の中で能力を評価してもらえるシステムがあって成り立つ話ですが、これはどちらかと言うと少数かなと思い他の方はどうかなと質問した次第でした。ひと昔まえは
患者さんのためという魔法の言葉で勉強に励んでいるPTは多かったように思いますが、やはり仕事である以上対価は求めたいし、ないなら勉強にかける時間はもったいない気がします。そしてそれが将来的に目に見える形になってくるのでないかなと思います。
ネガティブなことばかり言ってますが私自身は理学療法士という仕事は好きですしやりがいも感じてます。
2:てかてか更新日:2022年10月05日 23時48分
>個人的な意見としては、もし給与に反映されないならお金と時間の無駄なのである意味賢い選択かなともおもいます
私もこれはあり派です。
ただ、この場合は人事考課の今後の反映や外部への転職の機会のチャンスを減らす行動になる可能性があるのとトレードオフとなるのでやってる方はなかなか肝が座ってるなと思います。私は中々真似できません。ただ、公務員系ならそうやるかもしれません。
私や友人、先輩を見てると一つ目の職場ではあまり変わりませんでしたが、転職で新卒から10年前後で同期と比較して100〜200万円UPとかの範囲なら結構見ますし、これ位のリターンならまぁあるのかな…?という感覚です。
1:spada更新日:2022年10月05日 15時51分
知識・技術の研鑽が直接的に給与に反映されるかどうかは、それぞれが所属する会社(病院・医院・施設など)が人事考査する上で何を重要視するのかによる、と私は思います。
私の所属する会社は、人事考査で勤務態度、自己研鑽の程度、コミュニケーション能力など複数の項目で評価するシステムなので、ある程度は自己研鑽が給与に反映されていると考えることができます。
そして、私自身の給与に関して言えば自己研鑽を積んだ結果、今の給与が支払われていると感じています。具体的には、資格や技術で言うとスポーツ外傷のテーピング技術の資格・運動療法の資格・腰痛治療に対する資格を取得し、知識面で言えば診療報酬改定や介護報酬改定の度に改定項目を読み解き、会議の場で他の関連職種に解説説明を行うなどです。
こういった自分の勉強をすることで、治療効果が上がり患者様や利用者様からの評価が上がると自然と診察時に名前が出ます。そして、身につけた知識を他の職員に教えることで自分の復習にもなるしちゃんと理解できているかの確認ができます。直接的に〇〇の資格を取得したら昇給1000円!のようなことはなくても、自己研鑽したら周りからの評価が自然と上がって、給与が上がったというイメージでしょうか。
また違う視点から考えると、もし転職して次の職場に行った時、様々な知識技術をもったPTとただ経験年数を積んでそれなりに仕事をしてたPTどちらをあなたなら採用しますか?
単なるマンパワーが欲しければ後者でしょうが、そうなれば新卒で将来性が見込めるPTを採用すると私なら思います。
いろんなことを偉そうに言いましたが、結局自己研鑽を認めてくれない職場であれば、それを認めてくれる職場を探して転職することがこの手の悩みには一番の解決方法かと思ってます。
少々的外れな文章になってしまいましたがご容赦ください。
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