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閲覧数:6478 2021年06月30日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:ringo更新日:2021年06月29日 23時33分
参考になるかわかりませんが。。。コメントさせて頂きます。
以前関わった方で、両下肢切断(大腿切断)の方で車でのお出かけを希望する方がいました。麻痺なし。上肢の力はあり。座位可能だが不安定さあり。自宅内は車椅子で移動。介助者は妻のみ(70歳台)。
車は軽自動車(スライドドアではない)。助手席の方が後部座席よりも座面高が少し低く、またフロントガラス脇の辺りに、取っ手があった為、乗る場所は助手席にしました。
まず、ベッドから車椅子への移乗時に、できるだけ座面を高くし(とはいってもアームレストの高さをみながら危険のない程度で。車椅子クッションに加え座布団を2枚ほど入れたと思います)外へ出る。
これは、車シートと車椅子の座面の高さをできるだけ揃える為にです。
助手席の窓を全開にした状態でドアをあけ、車椅子をつけます(車シートと平行に)。スライディングボードを本人の右臀部の下にはさみ(このとき、ドアの窓全開部分につかまることもできました)車椅子と車シートに渡します。
車椅子を安全に止めてから、介助者が車に乗りこみます。本人は、フロントガラス脇の取っ手を使い体を引き寄せ(まず右手で。その後左手に持ち替えていたと思います)、それと同時に介助者が本人の体を車内に引き寄せます。
この時に、、スライディングボードの上にスライディングシートを敷き、臀部が滑りやすいようにしました。上手に敷けていなくても、介助者が乗り込んでから、本人がしっかり取っ手につかまった状態で右臀部付近にシートを置くと、ボード上を滑る時にかなり楽でした。実際に何度かやってみて、使いこなせた為提案しました。(でもその後、慣れてきたらシート使うのが面倒になりボードのみになっていましたが)
車から降りる時は、介助者は車椅子側で介助することを徹底しました。
私が関わった方は、上肢の力がしっかりあったことと、認知面がしっかりしており、用具の使用方法等、理解が得られやすかったです。あと、両下肢切断の方でしたので。。
ご相談の方は、対麻痺で体重も重いとのことですので、スライドドアの後部座席で、できるだけ車椅子の座面高を合わせて、ボード使用。上肢はノーマルとのことですので、助手席のヘッドレストを少し伸ばすなりしてしっかりつかまれる場所を作り、本人にも動いてもらいながら、は難しそうでしょうか?
介助者は前方から、本人の体を押し、臀部が車シートに乗ったら足を介助する。
「車との距離」と書いてありましたので、ボード使用が安全にできるのかわからないですが。。
私が関わった方には、同時に車の改造についても話を出しました。検討はしたものの、結果としては、上記の方法で行っていました。長文失礼しました。
2:新人管理者更新日:2021年06月30日 10時31分
介助者の年齢とか金銭面とかにもよるかもですが。
1:お金があれば車を買える、最近は車側の椅子が外に出てくるやつもあるので
2:楽なのは福祉車両で車いすごとin 一番楽ですけど揺れが一番ひどいので結構患者側には不人気
3:DIYでスライディングボード系を作成する
車椅子のタイヤの下に穂高を入れて、高さをあわせ
移乗に関しては高さと隙間が問題なのでずれにくいように木製で台みたいなものを作り上にはスライディングシートを工夫して取り付けて、車の取っ手や取り付けられるところに患者が引っ張りやすいようにロープなどを付け
患者はロープを引っ張り、介助者は足もしくは体幹を押し上げるなどしてスライディングシートを滑らせていました。
自分で何とかする場合は道具関係はDIYするのが一番いい気もしますが、責任はとれませんがね。
枠にとらわれずに検討すると意外に見つかるものですよ。
あとはアイディアしだいです。
3:root更新日:2021年06月30日 12時44分
ringo様
曖昧な表現でしたのに、丁寧なご回答ありがとうございます。
スライディングボードの使用については悩みどころでした。ご家族が、ボード使用のコツをのみこめるか、
ボード自体の安全性?からすすめられないかな、と思っていました。
車との距離は、ステップがある分、座席との距離が少しあるということで、他の車と大きな差はないと思います。
上手にお尻を奥にいれないといけないから、膝のロックを上手にしないと厳しいかと、、、ご家族には難しいと思いました。
改造、福祉車両は、おそらく、病状の変化でそう長くは使えない可能性ありで、簡単にはすすめられずでした。
期間があるていど限られるのであれば、好きな時には出かけられないけれど、
介護タクシーや乗り降り時のヘルパーももう少し相談してみようかとも思います。
高さ調整、隙間を埋める工夫(ボードなど)、滑るシート、掴まる場所の工夫にて、少しでも楽にできるように考えてみます。
もちろん安全性第一にて。
みなさまがいろんな工夫にて行っていること、励みになります。
ありがとうございました。
4:root更新日:2021年06月30日 12時53分
2 クリニック勤務様
曖昧な表現でしたのに、丁寧なご回答ありがとうございます。
的確なアドバイス、ありがとうございます。
1.お金があれば、、、です。ほんとうに。
2.車いすごと乗れる福祉車両、調べてみると、最近レンタルも増えたなって感じました。5、6千円で借りれるし。
3.DIYでのボード、枠にとらわれないで、とも思い、はたまた、リスクや責任問題も考え、
難しいところです。本人、ご家族が納得、主導してできればよいのかとも思いますが。
福祉用具程度のもので、何か良いものがあればとも思いました。
みなさまがいろんな工夫にて行っていること、励みになります。
ありがとうございました。
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