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カテゴリ:制度・介護報酬(平成30年以降)
閲覧数:3671 2020年09月20日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:かず更新日:2020年09月20日 23時33分
私はリハビリテーションマネジメント加算Ⅱ・Ⅲ・ⅣはⅠに比べてADL改善や活動・参加に効果があると思います。
厚労省のデータについて、まず、ADLの評価はバーセルインデックスで行っていますが、この評価方法は多くの項目が自立・一部介助・全介助と大きく3つに分かれるため、FIMのような細かな変化は反映されにくいという面があります。
ですので、ADL向上があったとしてもその向上が反映されなかった部分が多く、結果として有意な差に繋がらなかったのではないかと思います。
また、リハマネⅠに比べてリハマネⅡ・Ⅲ・Ⅳが改善率が高いと思う理由ですが、ケアマネや本人・家族・医師、その他多職種を入れてのリハビリテーション会議で、現在の状況を確認し今後の目標を設定していくことで、その目標にむけての取り組みを行う機会や回数が多く、それが機能改善、ADL改善に繋がるのではないかと思います。
IADLの評価方法としてFAIを使用されていますが、これは各IADLの項目を月に何回行ったかなど活動頻度に応じて得点化される評価バッテリーでもあります。
リハビリテーション会議で具体的な活動と参加目標が設定され、それに向けての援助や取り組みがされれば、能力的に大きく変化がなくても点数に有意差が出るのではないかと思います。
またLSAについては、活動範囲を5段階に分類し、その頻度や移動における自立度で点数化された評価バッテリーです。
例えば買い物に行くなどのリハビリテーション会議で共有された目標が、家族などの援助によって実施できたり頻度が増加したりすれば点数が上がりますので、リハマネⅠかそうでないかによって有意差が出たのではないかと思います。
一概にリハ会議をしているからADL改善があるとは言えません。そのリハ会議で目標の合意やそれぞれ行う役割の理解が行われ、目標に向けての取り組みが行われているのならば、効果があるのではないかと思います。
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