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閲覧数:7496 2013年08月13日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:コアラ更新日:2013年08月13日 11時35分
今までは訪問看護からリハビリを提供したほうが単価が高いというメリットがあったと思います。ただし、前回の介護報酬改訂で提供時間が訪問リハも看護ステーションから提供する場合も、同じ20分単位となり単価もほぼ同じになったのでその差は少なくなりました。
なお、訪問看護ステーションから行う理学療法士等による訪問は、看護の一貫として実施しており、計画書も「看護計画」とされます。よって、実際の運用はリハビリを主体とされておりますが、位置付として「看護ですよ〜!!」とされているので、過去にもありましたが、そもそも訪問看護ステーションからサービスは看護師が主体の事業所なので、看護師よりも理学療法士等の訪問実績が多いのは適切ではないなどの、制約をうけることもありました。この制約は現時点ではないのですが、今後、訪問リハビリステーションが実現した時に、訪問看護ステーションとの整理が行われた場合など、制度に振り回される可能性が高い事業といえるので、そのリスクが高いということも言えます。
あと、訪問看護ステーションは看護師の配置基準があるので、看護師がいなくなるとサービスが提供できなくなるリスクも含んでいます。
なら、病院や診療所からの「訪問リハビリ」で行けば良いのでは?と単純に思いますが、現在の制度では3ヶ月に1回は訪問リハビリを提供する側の病院・診療所自らの医師が診療を行わなければならないという規制があります。
訪問看護ステーションの場合は、主治医から事業所へ指示が出せますが、訪問リハビリの場合は主治医がいても、その病院の医師が診療を行わなければならないという規制です。
病院や診療所の訪問リハビリの場合は、いくら理学療法士が訪問リハビリにいける体制にあっても、医師の診療がたりないことが普及の大きな制限となります。
医師の診療の規制を、訪問看護ステーション同様に主治医からも指示が出せるようになれば、大きく普及に繋がると思います。
上記のように、訪問看護ステーションも病院からの訪問リハビリの場合も、各々に問題を抱えている制度である。そのために訪問リハの普及が進まないという状況です。
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