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閲覧数:2889 2021年08月11日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:96更新日:2021年08月06日 08時57分
身体面での低下も考えられますが、心理面はどうですか?
介助者に依存傾向だったり、動作意欲低下等は見られていないのでしょうか。
2:ごん助更新日:2021年08月06日 09時27分
座位が保てないとのことなので体幹の機能低下もあると思いますが座位の姿勢が
崩れるパターンはいつも同じなのでしょうか?(毎回右後方へ倒れてくる、とか)
車いすの足こぎができなくなったはっきりとした原因は不明とのことですが、
96さんがおっしゃるように精神的なものや前頭葉障害による意欲面の低下の
可能性もあったり…
活動量が低下すると非麻痺側の下肢筋力も低下してきますよね。
(4度脳梗塞をしていて毎回同側の梗塞なのでしょうか。非麻痺側…?)
うちの施設で片麻痺の方で、認知症の進行から施設で活動制限を余儀なくされ、活動量が低下し
精神的にも依存傾向となり物的自立⇒中等度介助と一気に移乗の介助量が増大した方がおられます。
医師ではありませんし、画像診断などを行わないとはっきりした原因はわからなと思いますが
身体的な麻痺や筋力低下なのか、精神的なもの、高次脳機能障害、まずは色んな原因を視野に入れて
できる部分から評価されてみてはいかがでしょうか。
3:PTは1人更新日:2021年08月09日 12時01分
96様
ご返信ありがとうございます。動作意欲というか、「前より車椅子こぎにくくなったと思う?」という問いに対してはうなずいていました。脳梗塞を重ねているのでどちらも麻痺はあるのですが、若干動く方の足でこいでいますが、「足でこぎにくくなった?」という問いに対しては「わからない」とのことでした。表情も乏しく、前頭葉症状もあるのかもしれません。介護者への依存傾向は私が見る限りないと思います。
4:PTは1人更新日:2021年08月09日 12時28分
ごん助様
ご返信ありがとうございます。これまでの既往については詳しい情報がなく梗塞の部位も分かりません。施設側も確認だけのために病院へ連れてはいけないし、新たな脳梗塞が発見されたとしても、施設のケアはこれまでと変わりがない。ということでした。
座位のパターンは左右に崩れますね。端坐位がとれません。
脳梗塞を重ねているのですが、左足にSLBをつけているので、左麻痺だと思います。でも4度も左に麻痺が来るのでしょうか?左上肢で車輪をこいでいますが、左への座位の傾きがひどく、バケットシートのような傾かないものを車椅子に装着していますが、それでも崩れる時は崩れます。とにかく食堂と居室の往復が唯一の運動なので廃用も進んでいるかと思います。プログラムに悩みます。とにかく、トランスファー脳梗塞でこんなに重いのかと思うくらい、体を預けてきます。
前頭葉症状による意欲低下は推測ですが、たぶんあると思います。表情も乏しいです。
5:おっさん更新日:2021年08月11日 10時14分
左下肢にSLBをつけているからといって、4度右脳梗塞を発症したとは限りません。左脳梗塞で右下肢に後遺症が残っておらず、他部位に影響が残っているかもしれません。
端坐位がとれないということで左右に崩れるのであれば、麻痺の影響だけとは考えにくいかもしれません。
96様やごん助様のおっしゃる通り、多方面からの評価が必要かと思います。脳梗塞部位や麻痺に捉われすぎていて、考えが偏っているように感じます。
移乗に関して、他の方と比べるのは違うかと…。その方その方の個性特徴があり、なぜそうなるのか、なぜそうしなければならないのか、逆になぜそうしないのか、なぜできないのか、昨日できていて今日できないのはなぜか等、すべてにおいて「なぜ?」と思うことが大事かと思います。すべて「麻痺」で片付けてしまえば簡単です。しかし答えは見えません。
脳梗塞は病名にすぎません。症状や現象をもっと掘り下げていくと何か見えてくるかもしれません。
偉そうなことを言って申し訳ありません。自分も若いころに同じようなことで悩んだことがあり、何か力になればと思い投稿させていただきます。
6:PTは1人更新日:2021年08月11日 12時42分
おっさんさんへ
ご返信ありがとうございます。多方面の評価で気になることと言えば、左目の視野欠損があること、感情失禁があること、平行棒内での介助立位姿勢で状態が起こせない事、姿勢が左右に由来でも修正できずそのまま倒れてしまうこと、体が非常に硬く1つの塊のようになっている、というくらいでしょうか?
トランスファーの時も上半身が起こせず、股関節が90度くらいの状態でトランスファーを行うので、介助者の方に体重を預けてくるのかなと思います。
7:おっさん更新日:2021年08月11日 13時15分
しゅうさん
視野欠損があると正中位が分かりにくくなることがあります。さらに体が塊のようであれば、筋緊張がかなり亢進しているのではないでしょうか。この2つのことだけでも端坐位がとれなくなる要因になり得ます。プラスして感覚異常や空間無視、注意散漫など加わることで尚困難になっていきます。全てまとめて動作に対して介入するのではなく、1つ1つに対してアプローチしてみてはいかがでしょうか。
また、感情失禁があるとのことであれば、その時の状態によっても動作が左右されるかと思います。
その方の状態もそうですが、環境設定も大事になります。周囲が刺激となってできないことあるので、もし可能であれば個室や静かで周りの目に触れない場所など、環境を変えてリハビリするのも良いかもしれません。
体幹を起こせないのは、筋緊張亢進によってですか?低下によってふにゃふにゃなのですか?その時の体幹の筋緊張によってアプローチが変わってくるかと思います。
8:PTは1人更新日:2021年08月11日 16時52分
おっさんさんへ
ご返信ありがとうございます。この方は今まで何度もリハ病院でリハを受けましたが、左上肢下肢は実用に至らず、、また医師の診療報情報提供書を見ると、HDS-R=14で認知症レベル、発動性低く見当識不良、頭部MRI では楽な梗塞の多発、白質変性,視床,小脳に微小結婚が多数見受けられるとのことです。改めて、自分のカルテを見て、この型の障がいの重さを知りました。これから、どのような生活を目指していくか多職種で話し合っていきたいです。アプローチと言っても自分も正直どこから何をするかよくわからなくなってきました。
9:PTは1人更新日:2021年08月11日 16時55分
おっさんさんへ
度重なる誤字、脱字お詫び申し上げます。
10:おっさん更新日:2021年08月11日 18時22分
しゅうさん
MRIからすると結構な梗塞があるんですね。それであればどこの梗塞が原因とかは特定しにくいかと思います。
認知症もあり、発動性低下、見当識不良とのことであれば、こちらの指示が入っていないことも考えられます。言葉ではなくジェスチャーや興味の持つこと、反応のいい刺激などを探してその方のモチベーションを上げていくことも大事かと思います。
他職種で話し合い、目標やゴールを見つけることはとても大事だと思います。そこで自分の悩みや考えを述べると、他職種でも同じ悩みの方や何らかのヒントを得られるかもしれません。
余談ですが、以前自分が担当した患者様は数回の脳梗塞で両片麻痺で言語障害あり、認知症もあり指示入らずでしたが、ボールにだけは興味もってくれたので、ボールでのリハだけ反応して動いてくれました。
色々な様々な症例があると思います。答えはありません。たくさん色々なことを試してみてください。
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