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閲覧数:4215 2022年08月10日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:赤犬更新日:2022年08月07日 16時52分
病院も老健もどちらも経験ありますが勿論老健も成長は出来ると思ってます。
ただ、医療モデルの理解や関連の専門性は身につけるのが病院よりは難しいというのが私のイメージです。
例えばなのですが
・メンバーが多いので教えて貰いやすい
・術後管理と症例数(TKA等病院の特徴に応じて)
・各ユニットでの超急性期のリハ
・最先端の医学研究への関与
・他職種かつ多人数との連携したチーム医療
・豊富な医療データ(xp.ct.mri.超音波.dpcなど)
・病院に図書館や大学が併設
・人脈が作りやすく転職に有利(有名病院なら履歴書にも+)
こういったものは病院でなければ得にくい経験値であり、少なくともクリニックや介護施設等より全体的な傾向としては効率的に学べると思います。
※特に400床以上のような急性期の基幹病院
老健は老健で
・介護現場の経験
・地域との近い距離感での生活モデルの理解
・病院と比べ規模が小さい分、役職につきやすい
・(施設基準が高ければ)老健の各事業と関連を体験できる
・LIFEやR4データの分析
・介護保険の理解が深まる
・介護保険の起業に繋がりやすい
など病院で得にくい部分もあるので結局のところ、"自分(あるいは相手)が何に価値を感じるか?"になると思います。
大手の民間医療法人に就職するとどちらも(その他の介護サービスも含め)経験出来たりするので、私はそういった組織をまずは学生さんには薦めています。
2:バイオリン更新日:2022年08月07日 21時49分
アドバイスありがとうございます。
老健PTとして、日々の勉強方法、スキルアップ方法などがあったら是非教えて頂けないでしょうか。
3:赤犬更新日:2022年08月07日 22時19分
いえいえ!毎日、しっかりと職場にいって情報収集から利用者さんの生活課題を見つけて、他場所や他事業所と連携したり、稼働率や請求金額の数値を自分でも追って、時折介護報酬改訂や介護保険の勉強を行うなどですかね!
賛否両論あるでしょうが送迎やオムツ交換、食事介助みたいなスキルも身につけるだけは身に付けても損はないと私は思います。医療機関では得にくい経験ですし、将来何らかの場面に活きることはあるかもしれません。
4:Kくん更新日:2022年08月08日 13時51分
老健とデイで約10年です。
特に問題なく仕事ができています。
もちろん、前述のとおり、医療的な知識や急性期回復期の現状、チームなども見れるので良い経験になるとは思いますが、年齢的にも介護から入って介護特化を目指した方が効率的で良いかと私は思います。
日頃は、病院の疾患リハとは違い、そのご利用者様ごとに性格、社会的背景、生活サイクル、金銭面、住環境、家庭環境、疾患などを総合的に考えて、その人のホープに寄り添いながら、理学療法や住環境、福祉用具、介護保険アドバイスなどを行っていければ良いと思います。
今後、給与アップ目指すなら訪問リハビリ⇒緊急時の対応やよりリスク管理の勉強。
自身が身体動かなくなった時の為に⇒ケアマネの資格
ワンチャン管理職目指すなら、下記の通り、介護保険、経理、他職種交流、上司好かれる勉強といったところでしょうか?
5:ぎんなん更新日:2022年08月09日 00時37分
全く同じ年齢で資格を取り老健に入職して5年の者です。新卒時は周囲からやはり病院経験を勧められましたが、元々地域リハビリの道に進むつもりだったので迷いながらも何とかやってきました。
実習では整形クリニックと大学病院も経験しましたが、やはり年齢的にも老健に入って良かったと思っています。
理学療法士としての成長については、職場での研修や教育には期待せず、自身でテキストを読み込むことや研修参加するなどの努力は必要だと思います。回復期の病院等では研究や症例発表、協会の生涯学習制度を半強制的に行う所も多いですが、老健ではある意味放任されると考えていたほうが良いでしょう。
現在老健では転倒での骨折後、急性期病院から1週間で再入所する方もいれば、難病や脊損、ターミナルケアの対象者への介入もしています。もちろん、ICUでの管理が必要なレベルではないものの、基本的なリスク管理も学ぶ必要がありますし、治療ガイドラインも参照してプログラムを立てます。デイケアや訪問も行っているのであれば自立度の高い方への動作指導のため機能解剖やバイオメカニクスの知識、運動学習や負荷の設定についても勉強する必要があります。テキストとして「高齢者理学療法」「高齢者の機能障害に対する運動療法」「リハビリテーションリスク管理ハンドブック」「高齢者のシーティング」あたりはおすすめできます。
ただ、これは老健に限らず病院勤務の方でも、勉強せず何となくリハビリしていても業務は回っていくので、そこは自己研鑽に依る所が大きいのかな、と思いますよ。
担当症例で言えば老健のほうが任される(というか必然的にそうなる)ので、多様な併存疾患や認知症の既往がある方々の症状に真剣に向き合っていけば成長できると私は考えています。
さらに老健では他職種や外部の居宅ケアマネジャーや家族対応をすることも多いので、介護保険法についても勉強していく機会が多いため、Kくんさんもおっしゃっているように5年経験を積めばケアマネジャーの受験資格も発生しますし、その点業務上得られる知識によるメリットもあると感じています。
学生時代に進路を決定づけたのは、教師の「勉強はどこでもできる」の一言でした。長くなりましたが、陰ながら応援しています。
6:スズメのたまご 更新日:2022年08月09日 08時24分
介護保険事業おもしろいですよ。身体機能もですが、利用者さんの生活まで関わっていけるなんて病院のリハではないと思ってます。
7:わび更新日:2022年08月10日 14時13分
回復期で9年経験後、デイサービス勤務しているPTです。
結論から言えば、介護保険分野でも十分に成長できると思います。
ただ、よく聞く「PTといえば」という部分(徒手療法など)は、成長しにくいというか、介護分野で使い頻度がとても少なくなったので、病院しかしらないPTからすると、「勉強にならない」と感じるのかなと思います。
介護分野は生活に直で関わることが多い分、福祉用具の選定、シーティング、本人への動作指導、家族への介助方法指導などはしっかり勉強なければいけないし、それができるのは身体のことをしっかり理解しているPTの専門分野だと思います。
病院勤務の時は「触ってなんぼ」と思うこともありましたが、今は「いかに触らず生活を改善するか」を考えることが多いです。サスケさんが介護保険分野でのPT業務に不満がなければ、全く心配しなくていいと思いますよ。
お互い頑張りましょう!
8:維持期PT更新日:2022年08月10日 15時54分
動作や日常生活機能を評価し、治療できるのが理学療法士です。
病院でしか経験できない要素はあります。
ですが、解剖・生理・運動学に基づいて治療できる理学療法士なら医療・介護分野を問わず優秀であると考えています。
病院勤務ですが、運動(動作)の専門家として介護保険分野における福祉用具の適用相談や住宅改修相談もされますし……
老健しか経験してない先生でも、私より優れた治療家の先生は何人も見てきました。
将来どんなPTになりたいかという1点に尽きるかと思います。
9:バイオリン更新日:2022年08月10日 20時07分
皆さま、貴重なご意見ありがとうございます。
この分野で頑張って行こうと思います!
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