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閲覧数:736 2024年12月25日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:Vino更新日:2024年12月25日 16時00分
老健に勤めるPTです。
職種間に方向性の違いがあると、そうなっちゃいますよね。
そもそもリハビリ自体が1日や2日で結果が出るものではありませんから、若手のむぎちゃさんには答えにくい質問だったのかもしれませんね。
とはいえ、「維持が目的」というのはやや曖昧な感じがします。
PTの話で恐縮ですが、例えば「筋力の維持が目的」と新人はよく言います。僕も言っていました。
しかし、真の目的は筋力を維持したことによって、ADLが低下しないようして、いずれ来る在宅復帰を助けることです。
例えばトイレに1人で行くのが目的だとすれば、歩行能力が必要だし、更衣動作が必要だし、色々なことが必要となりますよね。
歩行能力を上げるという目標のためには筋力等が必要になり、更衣動作を安定させるという目標にはバランス能力等が必要となります。
そして、それらを安全かつ的確に行うという目標には認知機能等が必要になりますよね。
このようにリハビリを必要とする大きな目的があり、それを達成するためのリハビリの目標があり、その目標を達成するためにリハビリの訓練があるわけです。
つまり、利用者によってリハビリをする目的や目標は違いますが、共通しているのはリハビリは手段であり、途中経過でしかないということです。
その利用者さんに介入して、認知機能の維持が必要だと思った理由はなんでしょうか。
その理由こそがリハビリの目的になるかもしれません。
今のむぎちゃさんは目の前しか見えていないように思います。
予後予測はセラピストの大事なスキルです。
これからも頑張ってください。
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投稿タイトル:老健での認知課題の目的?目標について
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